「このレースは絶対当てたい」「競馬で負けたくない」といった私たちの気持ちを巧みに利用した競馬予想詐欺が横行しています。
すでに、提示された競馬予想を信じてお金を支払ったものの、全く当たらず不信感を抱いている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、競馬予想詐欺を行う悪質な業者の特徴や主な手口を解説します。さらに、競馬予想詐欺で騙されたらどうすればいいのか、対処法も詳しくお伝えします。
すでに競馬予想詐欺にあったと感じている人や業者の対応に疑問を感じている人は、早急にライトストーン法務事務所へご相談ください。


下記までお電話ください(スマホの方はタップで通話できます)
競馬予想詐欺を行う悪質な業者の特徴

競馬予想詐欺を行う悪質な業者の特徴は、以下のとおりです。
- 特定商取引法の記載に不備がある
- 電話での問い合わせが難しい
- クレジットカード決済ができない
- 過剰な文言を使用している
- ドメイン年齢が若い
それぞれの詳細を見ていきましょう。
特定商取引法の記載に不備がある
競馬予想詐欺を行う悪質な業者は、特定商取引法の記載に不備が見つかるケースが多い傾向にあります。特定商取引法は、消費者の利益を守るための法律です。
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
引用元:特定商取引法ガイド「特定商取引法とは」
具体的には、運営会社情報などをサイト内に記載する旨などを定めています。
そして、商品や情報を販売する業者は、この特定商取引法を守らなければなりません。しかし、競馬予想詐欺をはたらく悪質な業者はこの法律を守っていないことが多いです。
電話での問い合わせが難しい
競馬予想詐欺を行う悪質な業者は、電話での問い合わせが難しいことがあります。
もちろん、電話での問い合わせができない業者がすべて詐欺師というわけではありません。しかし、信頼できる業者は電話でも対応してくれることが多い傾向にあります。
競馬予想詐欺を行うと数多くのクレームがくることが予想されるので、電話対応は不可とし、メールのみの対応に限定している悪質な業者が存在します。
クレジットカード決済ができない
競馬予想詐欺を行う悪質な業者は、クレジットカード決済を用意していないことがあります。これは、クレジットカード決済の準備には手間がかかるからだと推測できます。余計な労力がかかるのを避けているのでしょう。
クレジットカード決済ができれば安全というわけではありませんが、判断材料の一つとして支払い方法もチェックしてみてください。
過剰な文言を使用している
過剰な文言を使用している場合、競馬予想詐欺を行う悪質な業者かもしれません。例えば、競馬予想詐欺では以下のような文言がよく使われます。
- 必ず当たる
- 万馬券続出
- できレースの情報あり など
しかし、競馬に絶対はなく、「100%当たる」「必ず当たる」といった言葉は過剰な表現と言わざるを得ません。過剰な文言を使用している場合は、その言葉を鵜呑みにするのではなく、慎重に見極める必要があります。
ドメイン年齢が若い
競馬予想サイトのドメイン年齢が若い場合も注意が必要です。例えば、昨年の競馬予想の実績を提示しているのに、ドメイン取得日が今年だったら怪しいですよね。
こちらはやや難しい話かもしれませんが、競馬予想詐欺業者を見極める材料となります。利用する前に、ドメイン検索ツールでドメイン取得日を調べてみてください。
競馬予想サイトに騙されたら?競馬予想詐欺7つの特徴と対処法を詐欺解決のプロが徹底解説
競馬予想詐欺の主な手口

競馬予想詐欺の主な手口は、以下のとおりです。
- 無料登録から有料会員登録へ誘導してくる
- 高額プランへの変更を勧めてくる
- 全額返金保証で安心させて勧誘してくる
- 高額当選を受け取るための登録料を求めてくる
- JRAの関係者を装って勧誘してくる
有料会員登録や高額プランへの変更は、十分に注意しましょう。さらに、全額返金保証も事実かどうか丁寧に確認する必要があります。
加えて、当選金を受け取るためにお金が必要だと言われたら、疑いの目を持ちましょう。競馬予想詐欺に限らず、振り込め詐欺などでも頻繁に用いられる手法です。
また、JRAの関係者を装った競馬予想詐欺もみられますが、JRAは絶対に当たる情報も事前に結果がわかるレースも存在せず、JRA職員が競馬予想して勧誘することはないと言い切っています。
競馬情報会社に騙されたらどうすればいい?法律の専門家が最善策を紹介
競馬予想詐欺で騙されたらどうすればいい?

競馬予想詐欺を行う詐欺師は言葉巧みに私たちを誘導してくるため、気づいたときにはすでに騙されていたということも珍しくありません。では、競馬予想詐欺で騙されたらどうすればいいのでしょうか?
最もおすすめの対処法は、司法書士や弁護士への相談です。消費生活センターや警察への相談ももちろんいいですが、返金を希望するのであれば司法書士や弁護士への相談を検討してみてください。
司法書士や弁護士は、代理人として詐欺業者と返金交渉を行ってくれます。
また、競馬予想詐欺にあったことを家族や周囲の人にバレたくない人もいるでしょう。司法書士や弁護士は守秘義務を徹底するうえ、家族にバレないような配慮をしてくれる事務所もあるため安心です。
競馬予想詐欺はJRAや官公庁も注意を促している

実は、競馬予想詐欺についてはJRAや官公庁も注意を促しています。例えば、JRAは以下のように注意喚起しています。
業者を紹介するブログやサイトなどは、悪質な業者と結託して運営されていることがあります。このようなブログやサイトなどの情報を鵜呑みにせず、悪質予想・情報提供業者の事例なども参考にして、騙されないよう、くれぐれもご注意ください。
引用元:JRA「事例5 一般人や善意の第三者を装い、悪質な予想・情報提供業者への誘導を行っている」
業者を紹介するブログやサイトがすべて悪質であるとは言いませんが、慎重に見極める必要があるでしょう。また、埼玉県の公式サイトでも以下のように助言しています。
1.トラブルに遭った場合には、お近くの消費生活相談窓口にご相談ください。
2.競馬の予想や勝馬投票券の購入は、自分の責任と判断で行いましょう。
3.お金を支払ってしまうとその返金の可能性は極めて低いです。
4.「絶対に当たる」「絶対にもうかる」などの文言には惑わされないようにしましょう。
困った時には、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
ご相談は、相談専用電話番号や相談専用フォーム等をご利用ください。
消費者ホットライン 188
引用元:埼玉県『「絶対もうかる」などと言って勧誘してくる詐欺的な競馬予想情報提供サービスにご注意!』
JRAや官公庁が注意喚起を出すくらいですから、競馬予想詐欺は多いと予想されます。もし被害にあってしまった人は、早急に専門家へ相談してください。
競馬情報会社の詐欺被害と返金成功事例について解説【2025年最新】
競馬予想詐欺にあったら速やかに専門家へ相談しよう!

競馬予想詐欺は私たちの心理をうまく操り、言葉巧みに騙してきます。JRAや官公庁も注意を促していますが、それでも被害者はゼロになりません。
もし競馬予想詐欺にあってしまったら、速やかに専門家へ相談しましょう。返金を希望する場合は、司法書士や弁護士がおすすめです。
私たちライトストーン法務事務所は副業詐欺やネット詐欺を専門にしており、これまでに2,000件以上の解決実績があります。もちろん、競馬予想詐欺にも対応しています。すでに被害にあっている人は一人で悩まず、いつでもご相談ください。


下記までお電話ください(スマホの方はタップで通話できます)