本記事は下記のような方に向けて書きました。
- メール副業詐欺に支払ったお金を取り戻したい方
- 「メールで相談に乗るだけでお金がもらえる」と騙された方
- 自分が騙されたかどうかを確認したい方 など
なぜなら私の元には、メール副業詐欺にあった方から「お金を取り戻したい」「泣き寝入りしたくない」「自分が騙されていないかを確認したい」というご相談を数多く頂くからです。
まず最初にお伝えしたいのは、メール副業詐欺で騙されたお金は「相手との和解交渉(返金交渉)により返金される可能性がある」ということです。
そこで本記事では下記について詳しくまとめました。
読み進めることで、詐欺にあっているかどうか?の判断と、お金を取り戻すための行動を起こしやすくなります。
司法書士
石田 智嗣
もしも、メール副業詐欺にあったと思ったら、一日でも早く専門家に相談することが大切です。
お金を取り戻せる可能性はあると言っても自力対応は難しく、返金対応が遅くなるほど「返金成功の可能性」と「返金額」が下がってしまうからです。
無料相談してみませんか?
もしも「お金を取り戻したい」「自分が騙されていないかを確認したい」という方は、「無料相談」をご活用ください。
当事務所「司法書士法人ライトストーン法務事務所」は、メール副業詐欺をはじめとする副業詐欺の解決を専門にして、代表の私は解決実績が1,000件以上あります。
また二次被害(解決できなかったのに相談料・依頼料が発生する)にあわないように、金銭的なリスクなし(着手金・初期費用は無料、返金されなかった場合の費用負担は0円)で返金交渉を代理できますのでご安心ください。
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メール副業詐欺に支払ったお金は「返金される可能性」がある
まず知っていただきたいことは「メール副業詐欺に支払ったお金は返金される可能性がある」ということです。
そのために必要なことはこちらです。
- サイト運営者への和解交渉(返金交渉)
- 決済代行会社の協力を得て返金対応を進める
- クレジットカード会社へのチャージバック(クレジット支払いの取り消し)申請 など
ただし、残念ながら下記理由により自力での解決は難易度が高いと言えます。
理由 | 解説 |
---|---|
クーリングオフできない | メール副業詐欺の課金内容がクーリングオフ対象外である |
証拠がない | 巧妙な手口により、サイト運営者が詐欺である決定的な証拠は残さずに、逃げ道をしっかりと作っている |
和解交渉(返金交渉)が進展しない | 相手は詐欺であることを認めないため話が進展しない |
和解交渉(返金交渉)できない | 連絡先がわからない場合、和解交渉(返金交渉)ができない |
チャージバック(クレジット支払いの取り消し)申請が承認されない | クレジットカード会社が自作自演を警戒して、申請が承認されない |
しかし諦めることはありません。詐欺である決定的な証拠がない状態でも、私たちのような司法書士や弁護士を代理人に立てることで、サイト運営者やクレジットカード会社の態度が変わります。その結果として返金される可能性があるのです。
また、電子マネー決済時は決済代行会社の協力を得て、サイト運営社の所在を確認して、和解交渉(返金交渉)することがあります。こうしたやりとりも専門家だからこそ進められるものだと言えるでしょう。
そのため被害にあっても泣き寝入りはせず、専門家に相談をしましょう。
司法書士
石田 智嗣
「お金を取り戻したい」「自分が騙されていないかを確認したい」という方はお気軽にご相談ください。
当事務所「司法書士法人ライトストーン法務事務所」は、メール副業詐欺をはじめとする副業詐欺の解決を専門にしています。
解決実績(返金実績)は1,000件以上あり、メール副業詐欺の解決実績も豊富なため、お力になれるはずです。
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【注意】決済方法によっては返金されないケースがある
メール副業詐欺に支払ったお金は返金される可能性はありますが、決済方法によっては返金できないケースがあります。
一例を上げるとこちらです。
内容 | 理由 |
---|---|
Apple Gift Cardsでの決済 | Appleが、支払先(詐欺会社)の情報開示に応じてくれないため、和解交渉(返金交渉)ができず、お金を取り戻せないのが実情です。 |
ビットキャッシュのひらがなIDを教えた場合 | ビットキャッシュを使った通常の決済では、お金を取り戻せる可能性はありますが、ひらがなIDを相手に教えた場合は返金不可能です。 通常決済の場合は「ビットキャッシュ → 決済代行会社 → 詐欺会社」という形で、詐欺会社へお金が流れます。この場合、決済代行会社が詐欺会社の情報を知っているので、返金対応が可能です。 しかし、ひらがなIDは現金同様の価値があり、お金そのものとして扱われます。そのため、ひらがなIDを使う際、現金同様に「身分証明を求められる」ことも、「個人情報を入力する」必要もありません。 以上のことから、詐欺会社がひらがなIDを使っても、相手の所在や連絡先はデータとして残りません。結果として和解交渉(返金交渉)ができず、お金を取り戻せないのです。 ※出典・参照元:他者にひらがなIDを教えないでください| 電子マネー「ビットキャッシュ」 |
司法書士
石田 智嗣
詐欺会社への支払いを「Apple Gift Cards」や「ひらがなID」で行うと返金が不可能だと話しました。
しかし、それ以外の方法でも支払いをしている場合は、返金される可能性がありますので、諦めずにご相談ください。
また、もしも自分の場合はどうなんだ?とお悩みの方はお気軽にご連絡ください。
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返金成功のためにはスピードが大事
メール副業詐欺に支払ったお金を取り戻すには、和解交渉(返金交渉)を始めるまでのスピードが大事です。
数多くのご相談に乗り、代理人として返金対応した経験から言えるのは、できれば「支払ってから2〜3ヶ月以内」に返金対応を始めたいということです。
なぜなら当事務所の経験上、下記を理由に返金の成功率が3ヶ月前後を目処に下がり、時間が経過するほど難易度が高まるからです。
- やりとりの証拠となる「メッセージ履歴」が消えていく
- サイト運営者が返金を重ねた結果、被害者に返せるお金がなくなる
- 詐欺会社(サイト運営者)は早期に会社を閉鎖する傾向がある など
司法書士
石田 智嗣
私の経験上、男性会員とのやりとりは「3週間〜1ヶ月前の履歴が消える」傾向があります。こうなると、やり取りをしていた証拠が減っていき、和解交渉(返金交渉)の難易度が高まってしまいます。
以上を踏まえて、できるだけ早く返金対応を始めたいところです。
メール副業詐欺とは「メールで相談に乗るだけでお金がもらえる」と謳う悪質な詐欺
メール副業詐欺とは「メールで相談に乗るだけでお金がもらえる」と謳って、繰り返しお金をだまし取る悪質な手口の詐欺です。
主に「副業や内職で収入を増やしたい女性」をターゲットにして、真剣に副業を探している女性、在宅で稼ぎたい主婦などに対して、「簡単に高収入を稼げる」と欲求を煽り、専用のページから無料登録を促します。
具体的には、以下のような謳い文句で「できれば苦労なく稼ぎたい」「短時間やスキマ時間で高収入がほしい」という気持ちを刺激します。
- 男性会員の悩みを聞くだけで報酬を貰える
- メールのやり取りだけで簡単に稼ぐことができる
- 空き時間で月収◯◯万円以上も可能
- 在宅でできる
- 初心者でも稼げる
- ノルマはなし
- 副業OK など
専用ページに登録後はプロフィール設定をしてお仕事を探すのですが、間もなく男性会員から報酬として「相談料として月40万円渡す」「今回の報酬として1000万円渡す」などのように、お金への欲求を煽るような依頼がきます。
その後、男性の相談に乗ったり、話を聞くことになるのですが「メーセージのやりとりにはポイント購入」が必要」などのように、さまざまな形で何度も課金を促されます。
しかし、いつまでたっても報酬を受け取ることができません。
メール副業詐欺の流れ
メール副業詐欺は無料登録後、主に下記のような流れで進んでいきます。
- サイト内で男性会員から「相談に乗って欲しい」と連絡がくる ↓
- 大まかな相談内容と報酬額を提示される ↓
- 具体的なやりとりを開始して、メーセージのやり取りを重ねる ↓
- 報酬を受け取るために個人情報のやりとりを開始 ↓
- サイト運営者より「個人情報のやり取りは有料会員になる必要がある」と言われる ↓
- 文字化けやシステムエラーが発生し、支払いを要求される ↓
- 繰り返し「何かしらの理由」をつけて支払いが発生する 0l>
順番に多少の違いはありますが、基本的には上記のように進みます。
被害者本人は不安を感じながらもお金を支払うのは、男性会員から「発生した支払いは報酬に上乗せする」「ポイントの料金は後日支払う」と言われるからです。
メッセージ上のやりとりでは、報酬が入ることは確定しているため、一時的な立て替えのつもりで支払ってしまうのです。
課金(支払い)が必要なメール副業は「悪質な詐欺」である可能性が高い
メール副業の仕事を進めるうえで、ポイント購入や有料会員登録が必要な場合は、99%の確率で「悪質な詐欺」だと言えるでしょう。
なぜなら、私のもとには毎月のように「メール副業詐欺にあったかもしれない」「お金を取り戻したい」というご相談を数多くいただきます。
その後、代理人として返金対応をしていくと、下記のような実情が見えてくるからです。
- 和解交渉(返金交渉)を進める → 大元の会社が詐欺会社だとわかることがある
- 「ポイント購入」や「有料会員」のシステム → 出会い系・サクラサイト詐欺の手口と同じ
- 副業サイト経由のメール副業 → 副業詐欺の典型的な手口
- SNSのDM経由のメール副業 → 副業詐欺や競艇・競馬・競輪投資詐欺の手口と同じ など
司法書士
石田 智嗣
上記のような実情もありますし、そもそもサービス提供側に支払いが発生する時点でおかしいのです。
以上までを踏まえて「課金(支払い)が必要なメール副業詐欺は、99%悪質な詐欺である」と言えるでしょう。
また、なかには優良なサイトがあるとしても「本物はごく稀である」と考えられます。
メール副業詐欺の恐さは「被害額が大きくなりやすい」こと
メール副業詐欺は、繰り返し課金(支払い)を求めてきます。その都度、それらしい理由をつけるので、被害者本人は課金をしてしまうのです。
支払いを求める手口の一例はこちらです。
1.メールのやりとりにポイント購入が必要 |
サービス提供・労働力の提供をする「副業をする側」が、お金を支払うという不自然なシステムになっています。 |
2.報酬を受け取るには「有料会員」になる必要がある |
メールで相談にのり、男性会員から報酬を受け取るために、電話番号・振込先など個人情報の交換を進めます。その際にサイト運営者から「個人情報をメッセージで送るには、〇〇会員になる必要がある」と言われ、20万円前後などの高額課金を求められます。 |
3.文字化けやシステムエラーなどへの対応に支払いを求められる |
メールでやり取りを進めていくなかで、サイト運営者から「メッセージが文字化けしたので、文字化けを解除します」「システムエラーの対応をします」という連絡が来て、対応を理由にポイント購入や振込を求められます。 |
4.同時に複数のサイトで騙されてしまう |
副業で稼ぎたいという想いから複数のメール副業に登録をして、同時にお金を騙し取られるケースも少なくありません。 |
上記のような手口は巧妙に仕掛けられています。なぜなら、被害者が正気に戻ると騙していることがバレてしまうので、「まずは一度、課金してもらう(人は一度課金すると二度目の課金に対するハードルが下がるからです)」こと、
常に「高額報酬への期待を煽る」「経済状態への不安に付け込む」「相手の苦労話に感情移入させる」などの働きかけをしてくるからです。
その結果、気づいたときには「数十万〜100万以上の被害にあっている」という方は少なくありません。
司法書士
石田 智嗣
サイト運営者はそれらしい理由を語ってきますが、サービス提供する側が課金(支払い)を求められる時点で、あきらかにおかしいと言えます。
そのため支払いを求められた時点で、メール副業詐欺だと思っていいでしょう。
当事務所「司法書士法人ライトストーン法務事務所」は、メール副業詐欺をはじめとして副業詐欺の解決を専門にしています。代表の私は解決実績も1,000件以上ありますので、お力になれるはずです。お気軽にご相談ください。
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メール副業詐欺の主な手口
メール副業詐欺の主な手口は、SNSやGoogle検索などで副業したい方と接点をつくり「LINE登録」を促します。その後、仕事を斡旋することを理由に専用サイトへの登録を勧めてきます。
ここではLINE登録を促すまでの主な手口3種類を紹介します。心当たりのある方は、騙されないように注意したり、返金対応を進めましょう。
手口1.Googleなどの検索を利用した「メール副業詐欺」
Googleなどの検索を利用したメール副業詐欺は数多くあります。
一般的に考えると、検索結果に詐欺会社のサイトが表示されるとは想像しにくいので、被害にあう方が少なくありません。
主に下記のような手口を使っています。
- 副業紹介サイト、口コミサイトなどを作成 ↓
- 検索結果の1ページ目などに表示させる ↓
- サイト内で複数の副業を紹介 ↓
- 特定の副業サイトへ誘導 ↓
- 誘導先のサイトで「平均月収◯◯万円以上も可能」などのように煽る ↓
- LINE登録を促す
手口2.YouTube広告を始めとする、動画広告を使った「メール副業詐欺」
YouTube広告を始めとする、動画広告を使ったメール副業詐欺も増えています。
まさかYouTubeやTikTokなどで、メール副業詐欺の動画が流れているとは思いません。さらに動画で魅力的に稼げることをアピールしてきます。そのため騙されてしまう方が多いのです。
手口3.InstagramやXなど、SNSを使った「メール副業詐欺」
利用者が多いこともあり、InstagramやXなど、SNSを使ったメール副業詐欺も目立っています。
InstagramやXで「副業で豊かな生活を送っている人」のアカウントを作って、興味や憧れを持たれるように罠を仕掛けているのです。
詐欺アカウントとは知らずに相手をフォローしたり、投稿にコメントをしたりして、相手との接点が生まれます。その後、DMが届いてやりとりをする中でメール副業を紹介されます。
なかには自ら相手にDMを送り、詐欺にあってしまうケースもあるほど、巧妙にSNSを運用しているのです。
司法書士
石田 智嗣
紹介した手口に心当たりがあり、相手から課金(支払い)を要求されている場合は、詐欺である可能性が高いと言えるでしょう。
必要に応じて私達のような専門家にご相談ください。
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メール副業詐欺3つの特徴
メール副業詐欺には主な特徴があります。
もしも下記に心当たりがあれば、メール副業詐欺だと思って間違いないでしょう。
- 高額報酬を提案してくる
- サービス提供者(仕事として相談に乗る側)にお金を支払わせる
- 個人情報の交換に「有料会員登録」を求められる
- 理由をつけて何度も課金(支払い)させられる
- 文字化けの解除/セキュリティ解除/システムエラー対応などにお金がかかる
以下より詳しくお伝えしていきます。
特徴1.高額報酬を提案してくる
メール副業詐欺では、数十万〜1000万など、高額な報酬額(相談料)を提案する傾向があります。
高額報酬の提示は、詐欺業界で昔から使われている手法です。報酬額が大きいほど、お金に対する欲求から正常な判断ができなくなり、一定の割合で騙せるからです。
しかし冷静に考えるとありえません。本気で相談したい方は、その道の専門家に依頼するか、本当に信頼できる友人知人に相談するからです。
特徴2.サービス提供者(仕事として相談に乗る側)にお金を支払わせる
サービス提供者として「メール副業で働く側に、課金(支払い)を求める」のも特徴です。
本来、サービス提供のお礼として報酬を支払うはずの相手に、支払いが発生する時点で異常です。冷静に考えるとおかしなシステムだと言えるでしょう。
一般的な企業ではまずありえませんので、ほぼ確実に詐欺であると思って間違いありません。
特徴3.個人情報の交換に「有料会員登録」を求められる
メール相談が落ち着いた頃、報酬を受け取るために個人情報のやりとりを行います。
この時にサイト運営者から「個人情報をメッセージで送るには、〇〇会員になる必要がある」と高額の有料会員登録を求められるのもメール副業詐欺の特徴です。
サービス提供者に「高額の支払い」を求める企業は世の中にありませんので、明らかな詐欺であると判断してもよいでしょう。
特徴4.理由をつけて何度も課金(支払い)させられる
メール副業詐欺は何度も課金してもらうことで、結果的に膨大なお金をだまし取るのが特徴です。
そのための様々な理由をつけて、課金(支払い)を求めてきます。
サービス提供者側がお金を払うこと自体が不自然なのですが、一度だけではなく、何度も繰り返される点も明らかにおかしいと言えます。
特徴5.文字化けの解除/セキュリティ解除/システムエラー対応などにお金がかかる
文字化けの解除/セキュリティ解除/システムエラー対応などにお金がかかるのもメール副業詐欺の特徴です。
なかでも「送ったメッセージに文字化けが発生して、解除のためにお金が必要だと言われる」のは典型的な手口です。
冷静に考えると、専用サイトでやり取りしていますので、文字化けも・セキュリティも、システムエラーもサイト運営者側の責任です。そこにお金が発生すること自体が不自然なのです。
メール副業詐欺にあったら?4種類の返金対応
メール副業詐欺にあった場合の返金対応は主に4種類です。
- サイト運営者への和解交渉(返金交渉)
- 決済代行会社の協力を得て返金対応を進める
- クレジットカード会社へのチャージバック(クレジット支払いの取り消し)を申請
- 支払停止の抗弁を主張する
それぞれに関して詳しく見ていきましょう。
1.サイト運営者への和解交渉(返金交渉)
メール副業詐欺における課金内容は「クーリングオフ対象外」です。そのため返金対応の基本は、サイト運営者との和解交渉(返金交渉)になります。
交渉成立となれば、全額または金額の一部が返金されます。
しかし、下記理由により被害者本人が和解交渉(返金交渉)をしても、返金される可能性は低いのが現実です。
- 相手は詐欺であることを認めない
- 巧妙な手口により詐欺をしたという決定的な証拠がない
- サイト運営者の所在がわからないケースがある
以上のことから、厳しい交渉になると言えるのですが、メール副業詐欺の解決を専門にしている司法書士や弁護士を代理人に立てることで、相手の態度が変わり、お金が戻ってくる可能性が高まります。
2.決済代行会社の協力を得て返金対応を進める
メール副業詐欺への課金(支払い)をプリペイドカード(※1)で行った場合で、サイト運営者の所在(住所や電話番号などの連絡先)がわからないケースでは、決済代行会社の協力を得て、和解交渉(返金交渉)を進めます。
大抵の場合、プリペイドカード会社とサイト運営者の間には決済代行会社(※2)が入っています。
そのため、プリペイドカード会社に照会依頼をして、決済代行会社の情報を開示してもらいます。その後、決済代行会社に情報開示の依頼をすることで、サイト運営者の住所や電話番号を教えてもらいます。
この後の動きは大きく2つです。
- サイト運営者の所在が海外の場合:決済代行会社に依頼して、和解交渉(返金交渉)をしてもらう
- サイト運営者の所在が日本の場合:直接、和解交渉(返金交渉)をする
ただし、決済代行会社も顧客情報をむやみに開示できません。そのため被害者本人が連絡をしても自作自演を警戒して、情報開示に応じてもらえないのが実情です。
一方で、司法書士や弁護士を代理人に立てることで、スムーズに情報開示をしてくれます。
(※1)プリペイド会社の例:BitCash、NetRideCash、セキュリティマネー など
(※2)決済代行会社の例:オーバーシーズ株式会社、テックコイン株式会社 など
3.クレジットカード会社へチャージバックの申請をする
メール副業詐欺への支払いをクレジットカードで行っている場合で、和解交渉(返金交渉)が上手く行かなかったときは、クレジットカード会社へ連絡をして「チャージバック(クレジット支払いの取り消し)」の申請を行います。
申請が承認されると下記のように返金されます。
- クレジットカード決済したお金が戻ってくる
- クレジットカード会社に支払う残金を支払わなくてすむ
ただし、クレジットカード会社も自作自演を警戒するため、被害者本人が連絡をした場合、承認されにくい傾向があります。
一方で、司法書士や弁護士を代理人に立てることで、相手の態度が変わり、チャージバック申請が承認されやすくなります。
司法書士
石田 智嗣
クレジットカード会社によってはチャージバック申請を受けていない場合があります。
さらに、チャージバックは120日以内などの申請期限がありますので注意しましょう。
4.支払停止の抗弁を主張する
メール副業詐欺への支払いをクレジットカードで行った場合は、支払停止の抗弁を主張しましょう。
サイト運営者との和解交渉(返金交渉)を進めている間に、クレジットカード会社の引き落としは来ますので、一時的に「クレジットカードの支払いを止めてください」とお願いするものです。
「割賦販売法」に定められている下記条件を満たしているときは、支払いを停止できる可能性があるため、押さえていただきたい大事な手続きになります。
- 販売事業者(サイト運営者)に対して抗弁する理由がある
- 総支払額が4万円以上(リボルビング方式は38,000円以上) など
なお、支払停止の抗弁を主張する場合は下記内容を通知します。
- クレジットカード会社へ「支払停止の抗弁を主張する旨」を通知
- 販売事業者(サイト運営者)へ「抗弁理由や契約解除の意思表示」を通知 など
補足:メールのやり取りは証拠画像として残しておく
メール副業詐欺にあった場合、メールのやり取りはすべて証拠画像として残しましょう。メールのやりとりと内容が残っていると、サイト運営者も簡単には言い逃れをできなくなります。
また、私たちのような詐欺解決の専門家にお任せいただければ、証拠画像をもとに和解交渉(返金交渉)を進めることができます。
このとき、どれだけ証拠画像が残っているかは、返金の成功率や返金額に影響を与えますので、頑張って証拠を残したいところです。
司法書士
石田 智嗣
私が相談を受けてきた経験から言うと、メール副業でやり取りした履歴は、随時消えていく傾向があります。現時点での平均値として、「3週間〜1ヶ月前の履歴」が消えています。
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メール副業詐欺3種類の相談先
メール副業詐欺に騙されたときの相談先は、主に3種類あります。
相談先 | 概要 |
司法書士・弁護士 | メール副業詐欺の相談において、もっとも力強い存在です。特に決定的な証拠がつかめないメール副業詐欺の場合、自力での返金対応は難しいと言えるからです。 なかでもメール副業詐欺を専門にしている先生や事務所は、サイト運営者との和解交渉(返金交渉)に長けているのでおすすめです。 |
消費生活センター | 商品やサ−ビスの契約に伴うトラブル等の相談に、担当の相談員が応えてくれる機関です。詐欺被害に関して、さまざまな相談に乗ってくれます。 ただしメール副業詐欺における対応に関しては、クーリングオフの対象外であること、対応が難しいことから、消費生活センターであっても難易度が高いかもしれません。 |
警察 | 対応してくれるかどうかは別にして「メール副業詐欺の被害届を出して、相談することで精神的に楽になる」ということであれば、相談しに行くのはありでしょう。 ただし民事不介入で、必ずしも解決のために動いてくれるわけではありません。 |
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1.司法書士・弁護士
司法書士や弁護士は、メール副業詐欺の返金対応における力強い存在だと言えます。
なかでもメール副業詐欺を専門にしている先生や事務所は返金実績もあり、下記のような交渉に長けています。
- サイト運営者との「和解交渉(返金交渉)」
- 決済代行会社へ「支払先(サイト運営者)の情報開示を依頼」「代理交渉の依頼」
- クレジットカード会社への「チャージバック(クレジット支払いの取り消し)申請」「支払先(サイト運営者)の情報開示を依頼」
また、メール副業詐欺の場合、被害者本人が返金対応しても、お金を取り戻せる可能性はかなり低いと言えます。なぜなら詐欺である決定的な証拠がないため、話が進展しにくいのです。
一方で、司法書士や弁護士を代理人に立てることで、サイト運営者やクレジットカード会社の反応が変わり、返金の話が進みやすくなります。
以上のことからメール副業詐欺の相談先として、司法書士や弁護士は心強い存在と言えるでしょう。
司法書士
石田 智嗣
「お金を取り戻したい」「自分が騙されていないかを確認したい」という方はお気軽にご相談ください。
当事務所「司法書士法人ライトストーン法務事務所」は、メール副業詐欺をはじめとする副業詐欺の解決を専門にしています。
解決実績(返金実績)は1,000件以上ありますので、お力になれるはずです。
● 無料相談はこちらから → メール副業詐欺でお悩みの方向け「無料相談」について
2.消費生活センター
消費生活センターはメール副業詐欺の相談をできます。理由は商品やサ−ビスの契約に伴うトラブル等の相談に、応えてくれる機関だからです。
そのため消費生活センターが対応できる内容であれば、「返金対応に関する相談をでき、必要な情報を教えてくれる」ありがたい機関と言えるでしょう。
ただしメール副業詐欺の場合、下記理由から消費生活センターがどこまで相談に乗ってくれて、どこまで協力をしてくれるかは定かではありません。
- クーリングオフ対象外である(特定商取引法の違反にはならない)
- 詐欺である決定的な証拠がない
- 和解交渉(返金交渉)の専門家ではない
出典・参照元:全国の消費生活センター等
3.警察
対応してくれるかどうかは別にして「メール副業詐欺の被害届を出して、相談することで精神的に楽になる」ということであれば、相談しに行くのはありでしょう。
ただし民事不介入で、必ずしも解決のために動いてくれるわけではありません。相談しても下記返答になる可能性が高いと言えます。
- 民事不介入なので警察は関知できません
- 契約上のトラブルだから
- お金の問題だから など
以上を踏まえて、解決に向けて自分で動く必要があります。そのため警察に相談するのと同時に、詐欺解決を専門にする司法書士や弁護士に相談をしたいところです。
司法書士
石田 智嗣
警察に相談しても解決できなかったからと言って諦める必要はありません。
お金を取り戻せる可能性はありますので、1日でも早く、詐欺解決を専門とする「司法書士」や「弁護士」にご相談ください。
当事務所「司法書士法人ライトストーン法務事務所」は、メール副業詐欺を始めとする副業詐欺の解決を専門にしています。代表の私は解決実績(返金実績)は1,000件以上ありますので、お力になれるはずです。
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メール副業詐欺の返金・成功事例5選
メール副業詐欺(別名:メールレディ詐欺)の返金事例をご紹介します。
返金事例:30代・女性「被害・請求額121万円 ▶ 回収額101万円(約83%回収)」
Instagramで「相談にのるだけで報酬がもらえる」と紹介されていたのがきっかけでメール副業を始めました。
何度もやり取りする中で「どんどんポイントを消費しては、何度もポイント購入を繰り返す」という状態でした。
それでも「使ったポイント分のお金は、手数料として報酬に上乗せする」と言われたので、信じてやりとりを続けていました。
結局、報酬は貰えないまま100万以上も使ってしまって、これ以上は支払えないし、ネットで調べると騙されているかもしれないとわかって、どうしたらいいかと悩んでいました。
石田先生のおかげで、かなりのお金が返ってきたので本当に良かったです。ありがとうございました。
返金事例:30代・女性「被害・請求額70万円 ▶ 回収額58万円(約82%回収)」
メール副業に登録をして1回だけ仕事をしました。他にも数人の方の相談をする予定でしたが、運営に対する不信感があったので、二人目以降の相談はキャンセルして、アカウントの削除依頼をしました。
理由は報酬の支払いをせずに、様々な理由で繰り返し支払い請求をしてくるからです。
すると「キャンセル料・アカウント削除料」など、数十万になる追加請求をされてパニックになりました。
石田先生のことは、急いで相談先を探している時に知り、ご依頼させていただきました。今は返金とアカウント削除が終わって一安心です。
返金事例:20代・女性「被害・請求額47万円 ▶ 回収額32万円(約68%回収)」
「人の相談に乗って、喜んでもらいながらお金を稼げる」と思ってメール副業を始めました。
真剣に悩みを話してくれるので私も真剣に相談に乗っていました。「こんなにやりがいのある仕事に出会えた自分は幸せ」だと思っていました。
ですが、どれだけ相談にのってもお金をもらえないし、ポイント購入や支払いを求められるので徐々に不安も出てきました。
そこでネットで調べていくと「メール副業そのものが詐欺の可能性が高い」と知ってショックを受けました。石田先生に解決していただいて本当に感謝です。ありがとうございます。
返金事例:20代・女性「被害・請求額63万円 ▶ 回収額53万円(約84%回収)」
副業を探してネット検索していたところ、人の悩みや相談にのって報酬をもらえるメールレディという仕事を知りました。私でもできると思って2つのサイトに登録しました。
2つのサイトでは、報酬がそれぞれ50万と40万と言われて魅力を感じていましたが、報酬を受け取る段階になって連絡先を教えようとしたところ、有料会員になる必要があると言われて、数万円払ってしまいました。
その後、何度もお金が必要だと言われて躊躇していましたが、相談者の男性から「報酬に上乗せする」と言われて、立て替えのつもりで支払ってしまいました。
その後、支払った金額は60万円以上になり、一向に報酬をもらえないので、どうしたらいいかと悩んでいました。そこでネットで調べたところ石田先生を知り、お願いしました。今は解決できたことと、お金が戻ってきたことに安心しています。
返金事例:20代・女性「被害・請求額100万円 ▶ 回収額70万円(約70%回収)」
YouTubeに流れてきた広告で「男性の相談にのると報酬をもらえる」というサイトを見つけて、メールレディに登録しました。
報酬をもらうには、お互いの個人情報を交換するのですが、そのためには高額の有料会員にならないといけないと言われたり、何度もお金を請求され、気づいたら100万円も支払っていました。
当時のやり取りやキャプチャを残しているのですが、だいぶ期間が経過しているので、お金が返ってくるか不安でした。
そんな時に石田先生を知りご依頼をさせていただきました。全額とはいきませんが、お金の大半が戻ってきたのでホッとしています。
メール副業詐欺でお悩みの方向け「無料相談」について
当事務所「司法書士法人ライトストーン法務事務所」はメール副業詐欺をはじめとする副業詐欺の解決を専門にしています。
もしも「お金を取り戻したい」「自分が騙されていないか?を確認したい」とお悩みであれば無料相談をご活用ください。
なぜなら、メール副業詐欺に騙されたとしても、お金を取り戻せる可能性があるからです。ただし自力での対応は難しく、返金成功の確率が低いのも事実です。
そのため下記に該当する方は、一日でも早く専門家に相談したいところです。
- お金を取り戻したい
- 専門家への相談を検討している
- 自分が騙されていないかを確認したい
しかし、司法書士・弁護士に頼むと「相談だけでお金がかかる」「敷居が高い」「返金されない場合でも依頼料が発生する」と思って、諦めてしまうケースも少なくありません。
当事務所は「相談料無料」「着手金と初期費用は無料の成功報酬」「返金されなかった場合の費用負担は0円」で対応しており、過去の返金実績は1,000件以上ございます。
詐欺被害を一件でも多く解決できるよう日々努力しておりますので、以下よりお気軽にお問い合わせください。
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