近年、副業詐欺サイトを利用してしまい、被害に遭う方が増えています。

本業に加えて副業で稼ぎたかったのに、騙されてお金を奪われてしまっては本末転倒でしょう。

そこで本記事では、副業詐欺サイトの見分け方について解説します。

また、被害に遭った時の相談先も紹介します。

副業詐欺サイトの見分け方を知りたい方や、すでに被害に遭ってしまった方はぜひ参考にしてください。

なお、こちらの記事「副業詐欺で弁護士より前にライトストーン法務事務所に相談したほうが良い6つの理由」も併せてご覧ください。

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副業詐欺サイトとは?

副業詐欺サイトは、副業をエサにして個人情報あるいは金銭を搾取するサイトのことです。

たとえば、たった1日で数万円稼げますと謳ってサイトへ登録を促し個人情報を抜き取ったり、副業に必要なアイテム、指導料などさまざまな理由をつけて事前に費用を要求してきたりするケースがあります。

いずれにしても副業詐欺サイトでは稼げないどころか、逆に個人情報や金銭を奪われる可能性が高いため注意が必要です。

【当てはまったら危険】副業詐欺サイトの見分け方

副業詐欺サイトの見分け方は、次のとおりです。

  • 運営会社の情報に不備がある
  • 事前に何かしらの入金を求められる
  • 稼ぐ方法が簡単すぎる
  • 報酬が高すぎる
  • 信頼できる口コミが見つからない

上記に当てはまると、副業詐欺サイトの可能性が高く非常に危険です。それぞれの詳細をみていきましょう。

運営会社の情報に不備がある

適切に副業サイトが運営されている場合、下記のような会社情報が記載されているのが一般的です。

  • 企業名
  • 住所
  • 代表者名
  • 連絡先
  • 資本金 など

しかし、副業詐欺サイトは住所や連絡先などの会社情報が記載されていないことが多い傾向にあります。また、企業名や住所が記載されているものの実在しない、虚偽の情報が掲載されているといったことも少なくありません。

そのため、副業詐欺サイトかどうかを見分ける際は、運営会社の情報に不備がないか確認しましょう。

事前に何かしらの入金を求められる

事前に何かしらの理由で入金を求められる際は、副業詐欺サイトではないかと疑った方がいいでしょう。

たとえば、仕事に使う教材である、指導料だといって先にお金を振り込ませるケースがあります。

そもそも副業する場合は、報酬をもらうのが基本です。事前に高額な費用を求めてくる業者は怪しいと言わざるを得ません。

稼ぐ方法が簡単すぎる

副業詐欺サイトかどうか見分ける時は、稼ぐ方法にも注目しましょう。

あまりにも稼ぐ方法が簡単すぎる場合は副業詐欺サイトの可能性が高く、実際は稼げないケースがほとんどです。

どうしても楽な副業を選びたくなりますが、非常に危険です。「誰でもできる」、「絶対に稼げる」といった謳い文句には気をつけましょう。

報酬が高すぎる

報酬が高すぎる場合も、副業詐欺サイトの可能性を疑ってください。

どんな仕事もそうですが、特別な理由がないかぎり、いきなり大金を稼げるといったことはほとんどありません。高額報酬は、個人情報やお金を騙し取るためのエサなのです。

たった数時間で10万円といった甘い誘惑には注意しましょう。

信頼できる口コミが見つからない

利用者の多い副業サイトであれば、信頼できる口コミがいくつも見つかるでしょう。一方、副業詐欺サイトは信頼できる口コミが見つからないことがほとんどです。

たとえば、副業詐欺サイトはサイト内の口コミしか見つからない場合があります。サイト内の口コミはサイト作成者が自由に掲載できるため、信憑性は高くありません。

副業詐欺サイトかどうかを見分ける時は、SNSやさまざまなサイトの口コミを確認するといいでしょう。

副業詐欺サイトで被害に遭った時の相談先

副業詐欺サイトで被害に遭った時の相談先は、大きく3つあります。

  • 警察
  • 消費生活センター
  • 司法書士

すでに副業詐欺サイトで被害に遭っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

警察

副業詐欺サイトで被害に遭ったら、警察へ相談できます。証拠を準備して、住んでいる地域の警察に行き、相談してみてください。

場合によっては、被害届を受理してくれます。ほかにも同様の詐欺被害があったり、逮捕者が出ているような案件であれば警察も相談にのってくれやすいでしょう。

ただし、警察は犯罪を取り締まる機関であり、捜査や逮捕が主な業務です。被害に遭ったお金は取り返せません。

消費生活センター

消費生活センターは、消費者と事業者のトラブルに関する相談にのってくれます。下記から無料で相談可能です。

  • 消費者ホットライン:188
  • 03-3446-1623(平日11:00-13:00)

ただし、消費生活センターはより詳しい相談先や、どのような対応ができるのかといったことを教えてくれるだけです。そのため、問題を根本的に解決してくれる可能性は低いでしょう。

司法書士や弁護士

司法書士は、法律の専門家です。不動産登記や商業登記などを行っているイメージが強いかもしれませんが、警察や消費生活センターとは異なり、詐欺業者に対して返金請求を行えます。

詐欺に遭ったらまずは警察に相談するという考えが間違っているわけではなく、被害届を出すことも重要です。

しかし、お金を取り戻したいと考えているなら、返金請求のできる司法書士へ相談するのがおすすめです。

SNSを使った副業詐欺サイトへの誘導には要注意!

副業詐欺サイトを利用してしまった方の中には、SNSから誘導されたという方が数多くいます。

LINEやX(旧:Twitter)から副業詐欺サイトへの登録を促され、登録した結果被害に遭ったという例が後をたちません。

そのため、知らない方、直接会ったこともない方から副業サイトへの登録を勧められた場合は、注意が必要です。言われたことをそのまま鵜呑みにせず、紹介されたサイトは信頼できるのか自分で調べる癖をつけましょう。

儲かるからとあなたを誘導する方には何かしらの理由があり、詐欺業者は言葉巧みにあなたを誘導します。SNSで副業サイトを紹介された時は、登録するかどうか慎重に判断してください。

まとめ:副業詐欺サイトで被害に遭ったらすぐに専門家に相談しよう

副業詐欺サイトは、副業で稼げることを謳って、利用者から個人情報や金銭を搾取するサイトです。誰でも簡単に稼げる、高額報酬をもらえるといって利用者を騙します。

騙されないようにするために、副業詐欺サイトの見分け方をしっかり把握しておきましょう。

また、SNSで副業詐欺サイトを紹介されて、被害に遭う方も急増しています。SNSを使った誘導には十分に注意してください。

もしすでに被害に遭っている場合は、速やかに司法書士に相談するのがおすすめです。警察や消費生活センターに相談するのもいいですが、いずれも返金請求ができません。

詐欺業者が逃げたり、会社をたたんだりすると返金請求ができなくなる可能性があるため、被害に遭ったらすぐに司法書士に相談しましょう。

詐欺の相談・メール

下記までお電話ください(スマホの方はタップで通話できます)

03-6231-3236