昨今、マッチングアプリを介した競馬投資詐欺が新たな社会問題となっています。

従来の出会い系サイト詐欺とは異なり、同性の友人を装った巧妙な手口や、対面での圧迫面談など、より組織的な犯行が特徴です。

本記事では、実際の被害事例をもとに、その手口と対策、そして返金までの道のりを詳しく解説します。

より詳しくは「【2024年最新版】これ競馬投資詐欺?マッチングアプリでの競馬投資ソフト契約は詐欺の可能性あり「手口と返金事例」を徹底解説」をご覧ください。

マッチングアプリを利用した競馬投資詐欺の手口と対策

マッチングアプリ詐欺

マッチングアプリを利用した競馬投資詐欺は、非常に計画的で段階的な手口を持っています。

まず初期段階では、サクラと呼ばれる偽の異性がマッチングアプリ上で接触を図ります。

彼らは入念に作られた魅力的なプロフィールと写真を使い、ターゲットと共通の趣味や関心事について話を進めることで、徐々に信頼関係を築いていきます。

信頼関係が構築された後、サクラは「信頼できる友人」や「先輩」という第三者を登場させ、競馬投資ソフトの購入を持ちかけます。

この手法により、ターゲットは信頼できる人からの推薦として受け入れやすい心理状態に誘導されていきます。

競馬投資詐欺の具体的な手口

詐欺師たちは「競馬は安定した投資である」「AIによって予測可能である」といった甘い言葉を使って、高額なソフトウェアの購入へと誘導します。

また「結果が決まっているレース」という虚偽の情報提供や、日本中央競馬会(JRA)やその関連団体との繋がりを装うことで、高額な情報料を請求する手口も確認されています。

詐欺サイトの特徴として、「確実に稼げる」「絶対当たる」といった断定的な表現を多用し、ユーザーを引き込んでいきます。

被害額は最初こそ少額の情報料から始まりますが、最終的には数十万円にまで膨らむケースが多く報告されています。

さらに、的中実績の捏造や「八百長レース」といった虚偽の情報提供も確認されています。

被害を防ぐための注意点

マッチングアプリや競馬投資サイトを利用する際は、細心の注意を払う必要があります。

特に高額な料金を請求されたり、不自然な口コミを見かけたりした場合は、要注意です。

情報の真偽は必ず自分自身で確認し、安易に信用しないことが重要です。

このような詐欺の手口を知り、適切な警戒心を持つことが、被害を防ぐための第一歩となります。

では実際の事例について見ていきましょう。

典型的な被害事例から見る手口

以下は、実際にマッチングアプリがきっかけで競馬投資詐欺の被害に遭われた方の体験談です。

返金事例20代・女性「被害・請求額87万円 ▶ 回収額87万円(100%回収)」

マッチングアプリで知り合った女性Aに、友人を紹介したい。その友人は、資産運用みたいな感じでお金が少しずつ貯まる方法があるという話をされました。同性ということもあり「全然断ってくれても大丈夫」と言われたため、後日話を聞きに行くことになりました。

マンションの一室で話を聞くと、「馬券を自動投票するもので、マイナスの時もあればプラスの時もある。けれど継続していれば数年後には、必ずプラスになっていく」という話です。

私はそんなに上手い話がないと思い、断ったのですが、それをきっかけに相手の口調も少しずつ荒くなり…。密室という空間と、相手が二人ということもあり、怖くなって泣く泣く消費者金融にお金を借りて、ソフトの契約に至りました。

競馬ソフトを1ヶ月間運用して収支はマイナスでした。やはり不安になり、サポートセンターに聞いてみても、答えは「続けていけば必ず収支は出てくる」「毎回バージョンを更新しているから、今後プラスになる」との一点張りでした。また、クーリングオフ期間も経過していました。

そこで同様な詐欺被害にあっている人はいないかと探していたら、石田様のサイトを見つけ、今回相談させていただきました。満額返金されてよかったです。

この事例では、マッチングアプリで知り合った女性から、資産運用に詳しい友人の紹介を持ちかけられました。

「全然断ってもいい」という気軽な誘い文句で、「馬券の自動投票システム」という投資話を持ちかけられますが、密室での圧迫面談により、最終的に消費者金融からお金を借りてまでソフトを契約させられてしまいました。

1ヶ月の運用ではマイナスが続き、クーリングオフ期間も過ぎ、途方に暮れていた時に当ライトストーン法務事務所に相談いただき、最終的に満額返金にこぎつけることができました。

諦める前にまずはご相談ください。

被害の特徴と心理的な罠

上記事例から見える詐欺の特徴的な手口は以下の通りです。

まず、紹介という安心感を利用し、警戒心を解きます。

次に、密室での商談という状況を作り出し、心理的なプレッシャーをかけていきます。

さらに、断ろうとした際の威圧的な態度で、恐怖心を煽るという手法を使用しています。

返金への道筋

被害に遭われた方は、諦めることなく専門家への相談を検討してください。

クーリングオフ期間を過ぎていても、契約時の状況や勧誘方法によっては、返金が可能なケースが多々あります。

実際に、上記の事例でも、ライトストーン法務事務所による適切な法的対応により、満額返金を実現することができました。重要なのは、できるだけ早い段階で行動を起こすことです。

被害を防ぐための対策

以上のマッチングアプリからの競馬投資詐欺の話をまとめました。

以下の点に必ず気をつけましょう。

・マッチングアプリでの投資の勧誘には絶対に応じない
・密室での商談や対面での投資話は断る
・「必ず儲かる」という言葉には要注意
・消費者金融からの借入を促す場合は詐欺の可能性が極めて高い

まとめ:諦めずに専門家への相談を

マッチングアプリを介した競馬投資詐欺は、手口が巧妙化しており、誰でも被害者になる可能性があります。

しかし、適切な対応により、返金は決して不可能ではありません。

被害に遭われた場合は、一人で抱え込まず、専門家への相談を検討してください。

早期の対応が、被害回復への近道となります。怪しいと感じたら、すぐにライトストーン法務事務所に相談することをお勧めします。