近年、スマートフォンの普及とともに、マッチングアプリの利用者が急増しています。
便利なツールとして多くの人々に利用される一方で、悪質な詐欺師たちによる新たな犯罪の温床となっているのも事実です。
特に注目すべきは、マッチングアプリを悪用した競馬投資詐欺の増加です。
この記事では、マッチングアプリで出会った人に対し競馬投資ソフトの購入を持ちかけ、結果がでないまま数ヶ月が過ぎてソフト代金をだまし取られた競馬投資詐欺の実態を詳しく解説し、被害を防ぐための具体的な対策を提示します。
また、不幸にも被害に遭ってしまった場合の対処法や、社会全体でこの問題に取り組むための方策についても触れていきます。
「ライトストーン法務事務所」では、こうした競馬投資詐欺で被害にあわれた方の救済のお手伝いをしております。
身に覚えがある方はぜひ一度ご相談ください。


下記までお電話ください(スマホの方はタップで通話できます)
マッチングアプリを悪用した競馬投資詐欺の実態

競馬投資詐欺は、典型的に以下の流れで行われます。
まず、被害者はマッチングアプリで用意されたサクラと出会います。
オンラインでの交流や実際のデートを通じて、サクラは被害者との信頼関係を築きます。
関係が深まると、サクラの信頼できる知人として第三者が登場します。
この人物は友人や先輩、恩人などの立場を装い、被害者の疑念を抱かせないよう慎重に演出されます。
やがて、被害者はサクラと第三者と共に会うことになります。
この面会は通常、マンションの一室など、被害者が逃げにくい私的な場所で行われます。
会話は巧妙に誘導され、最終的に競馬ソフトを使った投資の話題へと展開していきます。
被害者は様々な心理的圧力のもとで契約を迫られます。
断りにくい雰囲気や、クーリングオフの可能性を示唆されるなど、様々な手法で契約へと誘導されます。
競馬投資ソフトを購入した後、被害者は長期間にわたって結果が出ないまま放置されます。
疑問を呈しても、「近々プラスになる」などと言葉巧みにごまかされ続けます。
この詐欺は巧妙でありながら不自然な点も多いのですが、異性との出会いを求める強い欲求が冷静な判断を妨げ、被害者は騙されてしまいます。
このように、マッチングアプリを利用した競馬投資詐欺は、出会いから契約、そして騙し続けられる過程まで、綿密に計画された一連の流れによって被害者を巻き込んでいくのです。
より具体的には「【2024年最新版】これって競馬投資詐欺?マッチングアプリの競馬投資ソフト契約は詐欺の可能性あり「手口と返金事例」を徹底解説」を併せてご覧ください。
では、実際、ライトストーン法務事務所にあった具体的な事例について紹介します。
具体的な競馬投資詐欺の被害事例
では、実際に被害にあわれた方の実例を紹介します。
こちらは、約100万円近くの被害にあいましたが、100%の回収率で回収させていただきました。
これは「ライトストーン法務事務所」の専門的ノウハウ及び担当の司法書士の高い交渉力によるものです。
身に覚えのある方は副業詐欺を含め詐欺事件専門にしているライトストーン法務事務所に一度ご相談ください。
返金事例:20代・女性「被害・請求額87万円 ▶ 回収額87万円(100%回収)」
マッチングアプリで知り合った女性Aに、友人を紹介したい。その友人は、資産運用みたいな感じでお金が少しずつ貯まる方法があるという話をされました。同性ということもあり「全然断ってくれても大丈夫」と言われたため、後日話を聞きに行くことになりました。
マンションの一室で話を聞くと、「馬券を自動投票するもので、マイナスの時もあればプラスの時もある。けれど継続していれば数年後には、必ずプラスになっていく」という話です。
私はそんなに上手い話がないと思い、断ったのですが、それをきっかけに相手の口調も少しずつ荒くなり…。密室という空間と、相手が二人ということもあり、怖くなって泣く泣く消費者金融にお金を借りて、ソフトの契約に至りました。
競馬ソフトを1ヶ月間運用して収支はマイナスでした。やはり不安になり、サポートセンターに聞いてみても、答えは「続けていけば必ず収支は出てくる」「毎回バージョンを更新しているから、今後プラスになる」との一点張りでした。また、クーリングオフ期間も経過していました。
そこで同様な詐欺被害にあっている人はいないかと探していたら、石田様のサイトを見つけ、今回相談させていただきました。満額返金されてよかったです。

マッチングアプリを悪用した典型的な投資詐欺のケースです。クーリングオフ期間経過後でも、強引な勧誘や虚偽の説明があった場合は契約の取り消しや返金交渉が可能ですので、諦めずに専門家に相談することが重要です。
返金事例:30代・男性「被害・請求額88万円 ▶ 回収額88万円(100%回収)」
マッチングアプリで知り合った女性Aと食事に行きました。会話の中で女性Aが、過去にお金がなく困っているときに、幼馴染から教えてもらった定期預金のようなものが助けてくれたと聞きました。
2度目のデートでは、女性Aの提案でライブを見に行く約束をしたのですが、チケットを幼馴染からもらうため、ライブに行く前に少しだけ会うことになったんです。
デート直前には、女性Aの幼馴染から「せっかくなので定期預金のようなものを教えてくれる」と言われたので、さすがに怪しいと思いました。
当日、実際に話を聞くと「競馬の自動投票は、資産家やお金持ちの方向けだから若い人に話すのは珍しい」「多くの人が利用したら、プラスになった時のお金が減るので、ほかの子には教えないで」という言葉から、勧誘系やマルチ商法ではないと思い、信じてしました。
しかし、家に帰って調べてみると詐欺だとわかりショックでした。クーリングオフに対してもまともに対応してくれないので、ネットで調べて石田先生に依頼しました。ショックでしたけど、クーリングオフにより全額回収できて良かったです。

マッチングアプリを利用した巧妙な投資詐欺の手口ですが、このケースのように契約直後に詐欺と気づいた場合、クーリングオフ制度を適切に活用することで被害回復の可能性が高まるため、迅速に専門家への相談をおすすめします。
実際のソフト購入の際の契約書について
それでは、次に実際に競馬ソフトの売買契約書について解説します。
競馬ソフトの売買契約書は、一般的な契約書と同様の構成で、以下の重要な特徴があります。
・クーリング・オフは契約から8日以内可能だが、詐欺の発覚は通常それ以降となり、実質的な返金機会を失わせる仕組み
・販売価格は100万円近く高額商品となる
・利用規約の理解確認やチェック項目を含む厳格な形式を採用
ただし、形式面の厳密さに反して、実際のソフト内容が当初の説明と異なる詐欺的なケースが存在します。
詐欺の場合は、クーリング・オフ期間を過ぎても返金されることがあるので、まずは専門家に相談する必要があります。
統計データから見る被害の実態
警察庁の統計によると、マッチングアプリを利用した投資詐欺の被害件数は、令和6年1月から8月までの間にSNSでの投資詐欺の認知件数が4,639件で、被害額が約641.4億円となっており、前年同期比で527億円の被害額増となっております。
年齢層別では、40代から50代が最も被害に遭いやすく、男女関係なく被害にあっている現状です。
今後、ますます、詐欺被害が増加することが予想されるので、日々注意して生活する必要があります。
では次に、詐欺師の手口について解説します。
詐欺師の巧妙な手口を解説

詐欺師たちは、様々な心理的テクニックを駆使して被害者を騙します。
まず、相手に恋愛感情を抱かせることで、判断力を鈍らせます。
また、「今しかない」「明日には値上がりする」などと言って、冷静な判断をさせないように焦らせる手法を用います。
さらに、「あなたのためを思って教えている」などと言い、断ると罪悪感を感じさせるような状況を演出します。
加えて、「周りの人はみんな儲かっている」と言って、取り残される不安(FOMO:Fear of Missing Out)を煽るのも常套手段です。
よくある詐欺トークの例
詐欺師たちがよく使うフレーズには、「この方法なら100%儲かる」「私も最初は信じられなかったけど、今では毎月○○万円の収入がある」「誰にも言わないでね。バレたら私が困るから」「馬券の買い方には特殊なアルゴリズムがあって、それを使えば必ず勝てる」などがあります。
これらの言葉で、相手の警戒心を解き、投資への期待を高めるよう巧妙に組み立てられています。
実際に相談者が受けたトークの例をご紹介します。
・競馬は企業のようにコロナの影響を受けないし、株の投資より安心できる ・競馬のデータを用いてAIで予想できるので、安心して儲けることができる。そのための競馬投資ソフトがある ・競馬投資ソフトを使えば、波はあるけれど、必ず1ヶ月後には賭け金以上手に儲かる ・男性Aや男性Bの社員も利用していて、それぞれ100万円以上稼いでいるから大丈夫 (男性Aのスマホに入ったソフトで証拠を見せながら) ・儲け話だから誰にも教えてはいけない |
SNSやオンラインツールの悪用
詐欺師たちは、SNSなどを巧みに利用して信頼性を演出します。
実在する人物になりすまし、豪華な生活ぶりを投稿する偽のSNSアカウントを作成したり、架空の投資成績を掲載した偽サイトを作成して信頼性を高めたりします。
また、LINEなどのメッセージアプリに誘導し、より親密な関係を築くことで、被害者の警戒心を解こうとします。
被害に遭わないための注意点
詐欺の可能性を疑うべき兆候がいくつかあります。
出会って間もないのに投資の話を持ち出してくる場合や、「絶対に儲かる」「リスクがない」といった非現実的な話をする場合は要注意です。
また、個人情報や金銭の要求が急である場合や、成功例を誇張し、失敗例を一切話さない場合も危険信号と言えるでしょう。
さらに、安易に個人情報を教えず、特に銀行口座情報などは絶対に教えないようにしましょう。
プロフィールには個人を特定できる情報を載せないようにし、初対面の際は公共の場所を選び、友人に居場所を知らせておくことも重要です。
不明な点があれば、必ず第三者に相談することも大切です。
そして何より、感情に流されず、常に冷静な判断を心がけることが重要です。
被害に遭ってしまった場合の対処法

被害に遭ってしまった場合、まず最初に取るべき行動は、詐欺師との連絡を直ちに絶つことです。
次に、やり取りの記録や振込記録などの証拠をすべて保存しましょう。
さらに、被害の拡大を防ぐため、関連する口座の凍結を金融機関に依頼することも重要です。
相談・通報先
被害に遭った場合の相談先としては、まず消費生活センターがあります。
専門の相談員が対応してくれ、全国共通の電話番号「188」で相談が可能です。
また、警察に被害届を提出することで、捜査が開始される可能性があります。
法的対応が必要な場合は、詐欺事件に強い弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。
被害回復の可能性
被害回復の可能性としては、まず民事訴訟があります。
詐欺師の身元が判明している場合、損害賠償請求が可能です。
また、警察に被害届を提出し、刑事事件として立件されれば、被害回復の可能性が高まります。
さらに、被害者の会などの支援団体に相談することで、情報共有や精神的なサポートを得られる可能性もあります。
ライトストーン法務事務所へご相談を
ライトストーン法務事務所では、マッチングアプリによる競馬予想詐欺の事案や副業詐欺など詐欺事件全般を扱っており、2000件以上の解決実績があります。
また、真に被害者救済を目的としていることから着手金・初期費用は無料で完全成功報酬制で返金されなかった場合の費用負担は0円と返金交渉を代理することもできます。
お金をとられて精神的にショックを受けておられる方にこれ以上の精神的不安を与えないためにもご相談があればすぐに対応をさせてもらっています。
より詳しくは「副業詐欺で弁護士より前にライトストーン法務事務所に相談したほうが良い6つの理由」をご覧ください。
まとめ:安全なマッチングアプリの利用法
安全なマッチングアプリの利用には、デジタルリテラシーの向上が不可欠です。
常に批判的思考を持ち、最新の詐欺手口に注意を払いましょう。
金銭が絡む話には特に慎重になり、複数の情報源で確認することが大切です。
もし被害に遭ってしまった場合は、ライトストーン法務事務所にご相談ください。2
000件以上の解決実績を持つ専門家が、迅速に対応いたします。
あなたの被害回復をサポートし、二次被害の心配もありません。安心してご相談ください。


下記までお電話ください(スマホの方はタップで通話できます)