「最近の副業詐欺って、どんな手口があるの?」「詐欺の見分け方を簡単に知りたい」
そんな声にお応えして、この記事では副業詐欺の最新リストをご紹介します。副業詐欺リストとは、被害者が急増している詐欺の種類や手口を、誰でも分かりやすく整理したものです。
2018年の働き方改革以降、副業への関心は急上昇しております。さらに円安や物価高騰で、副業に挑戦する人が増えています。
しかし要注意なのは、その需要に便乗した詐欺の急増です。
「簡単に稼げる」という甘い言葉に騙され、大切な資金を失うケースが後を絶ちません。
2000件以上の詐欺被害を解決してきたライトストーン法務事務所が、最新の手口から具体的な対策法まで、詳しく解説します。
「詐欺に騙されたくない」「安全な副業を始めたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。


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副業詐欺リスト8選について

最近被害が急増している副業詐欺は、大きく8種類に分類されます。
それぞれの手口と特徴、見分け方について詳しく解説していきます。
また、副業詐欺についてこちらの記事もご確認ください。
タスク系詐欺
タスク系詐欺は、「いいねするだけ」「動画を視聴するだけ」「写真を送るだけ」など、簡単な作業だけで稼げると勧誘する副業を指します。
この種の詐欺の典型的な手口は、「虚偽の作業内容」と「事前説明にない高額請求」を組み合わせることです。
実際の被害事例では、興味を持って登録したユーザーに対して、事前説明とは全く異なる作業内容を要求されることが多く報告されています。
さらに、初期費用の支払い後に、サポート料金や保証金などの名目で数十万円もの追加請求が発生するケースが一般的です。
実際の収益は約束された額の数%程度か、まったく発生しないことがほとんどです。
ライトストーン法務事務所でもこのようなご相談がきております。実際の相談内容をご紹介します。
「SNSなどで、コピー&ペーストをするだけで、月に100万以上稼げる登録無料!」と謳っているもので、LINE登録だけしましたが、電話が何度もかかって来て、通話しながら、相手の言われるままに、クレジットカードで60万円を支払ってしまいました。実際にはお仕事がまだ来ていませんし、「今なら10万円プレゼント!キャンペーン」の10万円も振り込まれていません。ネットで調べてみると、全く稼げず返金依頼したところ、電話で話したとおり云々いわれ、泣き寝入りされた方の記事を読みました。今まさに私も同じです。

この方は、被害にあって早めに対応できたことから全額回収ができました。このようなケースに合われたらまずは当事務所にご相談ください
また、こうした被害は問題となっておりニュースメディアでも見られます。
「1分で稼げる副業」というSNS広告を見て申し込んだという30代の女性は、「いいね」を押すだけで最初およそ1000円が振り込まれましたが、報酬を引き出すために必要と言われてあわせて20万円を相手に振り込んだあと、引き出せなくなったということです。

この手口による被害額は年々増加しており、SNS広告を使った勧誘も急増しています。まずは「1分で稼げる」といった非現実的な謳い文句に要注意。そして、いかなる理由でも追加の支払いを求められた際は、詐欺を疑う必要があります。
SNSでの投稿に「いいね」を付けるだけで月収30万円、YouTubeの動画を見るだけで1日1万円、アプリの感想を書くだけで時給3000円、アンケートに答えるだけで月収50万円といった誘い文句が典型的です。
実際に、Xなどでもこうした誘導のアカウントが見られます。
これらの詐欺を見破るポイントは、ビジネスモデルの不透明さ、業者側のメリットが不明確な点、作業内容と報酬が明らかに釣り合っていない点などです。
オプトインアフィリエイトでリスト取りの詐欺
オプトインアフィリエイトとは、例えばメルマガ登録や広告主のランディングページなど登録させるだけで、獲得したメールアドレスやLINEの登録1件につき数百円から数千円の報酬を得られるビジネスです。
有償の商品を販売するアフィリエイトと違い無料誘導できるのでアフィリエイトとして稼ぎやすい副業と言われています。
しかし最近では、この仕組みを悪用し、顧客のメールリストなど個人情報を収集して詐欺や迷惑勧誘に使用するケースが増加しているため注意が必要です。
この手口の主な目的は個人情報の取得にあり、多くの場合、運営会社や特商法の記載が存在せず、具体的な副業内容を開示しないまま漠然と稼げると主張します。
登録後、ユーザーの個人情報は売買されたり、新たな詐欺案件への勧誘に使用されたりする危険性があります。
また、スパムメールやSNSでの執拗な勧誘、他の詐欺グループへの情報流出といった二次被害にも注意が必要です。
「今なら無料で登録できる」「期間限定の特別案件」「限定○名様のみ募集」「今だけの特別プラン」といった文言には特に注意が必要です。
これらの表現は、ユーザーの即断即決を促すために意図的に使用されている可能性が高いためです。
スクールやオンライン講座による詐欺
「稼ぎ方を教える」「稼ぐためのスキルやノウハウを学べる」と謳う、オンライン上のスクールや講座による詐欺が増加しています。
これらの詐欺の最大の問題点は、高額な受講料を要求する一方で、消費者金融での借入を推奨し、クーリングオフや返金の規定を設けていない点です。
さらに、受講内容に再現性がないケースが多く見られます。
「確実に稼げるノウハウを伝授」「実績のある講師陣が直接指導」「独自の稼ぎ方を公開」「○日で即収入が発生」といった勧誘文句には要注意です。
これらのスクールや講座を検討する際は、受講料の妥当性、返金規定の有無、具体的なカリキュラムの内容、講師の実績や経歴を慎重に確認することが重要です。
暗号資産投資勧誘による詐欺
暗号資産・仮想通貨を題材にした投資詐欺は、「億り人」になれるチャンスと謳って投資を促す手法を用います。
有名人の写真や名前を無断使用し、SNSで虚偽の広告を掲載したり、架空の高利回りコインへの投資を勧誘したりするのが特徴です。
Xやインスタグラムで「暗号資産 億り人」と検索するとすごい数のアカウントが表示されます。
「○○億円の利益を上げた投資家が監修」「AI技術で確実に利益を予測」「今が最後のチャンス」「秘密の投資コインを特別に公開」といった表現で投資意欲を煽ることが多く見られます。
この種の詐欺から身を守るためには、運営主体の実在確認、投資の仕組みの理解、リスクの説明有無、返金保証の確認を徹底することが必要です。
マルチ商法(MLM)
マルチ商法は、人を勧誘することで報酬が得られると説明する商法です。
最近では実態が不透明な違法なマルチも増加しており、高額な入会金の要求や実現不可能な報酬システム、友人や知人を勧誘させる構造が特徴となっています。
「すぐに元が取れる」「○○万円の権利収入」「毎月安定した収入」「ビジネスの自由を手に入れよう」といった勧誘文句を使用し、参加者を募ります。
しかし、実際には大量の在庫と借金を抱えるリスクが高く、友人関係や家族関係を壊すケースも少なくありません。
バイナリーオプション・FXのツールによる詐欺
投資の攻略ツールや自動売買システム(EA)を高額で販売する詐欺は、副業詐欺の中でも代表的な手口となっています。
「ほったらかし副業」と謳い、高額なツールを販売するものの、実際にはエビデンスのない収益実績しか示さず、投資リスクの説明も極めて不十分です。
「寝ているだけで利益確定」「負けなしの必勝法」「月利○○%確定」「リスクゼロの投資術」といった非現実的な表現を用いて勧誘を行います。
このような詐欺を見破るためには、ツール価格の妥当性、具体的な運用実績の有無、リスク説明の充実度、返金保証の条件を詳細に確認する必要があります。
家でできるシール貼りの副業を探していて、たどり着いたのが、1日10分簡単なスマホ操作でできると言われて、くわしい仕事内容は聞かされず、お手軽ツールと簡単マニュアルのセットで15200円、クレジット払いで払ってしまいました。そして、ツールカスタマー窓口のLINEを紹介され、電話でFXだと初めて聞かされて、50万円のローンを組まされました。やっぱり辞めたいと言うと、システム料金200万円が一括で請求されると言われ、後戻りができなくなってしまいました。そして、提示された振込先に50万、振り込んでしまいました。FXのサポート金として契約料金50万円契約してしまいました。調べると詐欺だとかよくないとか色々出てきたのでさらに怪しくなって今回相談させていただきました。

これは悪質な詐欺の典型例で、「シール貼り」という誰でも興味を持ちやすい仕事内容で誘い込み、徐々にFX投資へと巧妙に誘導するパターンです。当初の説明と全く異なる内容への変更、高額な契約への段階的な誘導、さらに解約を申し出た際の高額な違約金の請求など、組織的な詐欺の特徴が顕著です。このような被害に遭った場合は、支払いは絶対に行わず、すぐに消費者センターや警察、弁護士などの専門家に相談することを強くお勧めします。
物販商材
物販系の情報商材は、「格安の仕入れルート」や「無在庫転売の手法」を販売すると称して、高額な料金を請求する手法です。
高額な情報商材を販売する一方で、実在しない仕入れルートや再現性のない収益モデルを提示し、リスクの説明も不十分なケースが多く見られます。
「特別な仕入れルートを公開」「在庫を持たずに利益確定」「誰でも簡単に月収100万円」「秘密の仕入れ先を教えます」といった誇大な宣伝文句に注意が必要です。
これらの商材を検討する際は、商材価格の妥当性、仕入れ先の実在確認、収益モデルの現実性、市場調査の必要性を慎重に確認することが重要です。
懸賞当選型詐欺
懸賞当選型詐欺は、架空の当選金を受け取る権利があると称し、出金手数料や送金手数料などの名目で金銭を騙し取る手法です。
典型的な手口として、架空の当選通知を送付し、手数料等の事前支払いを要求、その後も複数回にわたって追加手数料を請求するパターンが見られます。
「○○億円が当選」「特別な権利を獲得」「限定当選者に選ばれました」「手数料を支払えば即日振込」といった文言で誘導してきます。
この種の詐欺を見破るためには、応募した覚えがあるかどうか、事前支払いを要求されていないか、運営者は実在するのか、どのような連絡手段が用意されているのかを確認することが重要です。
こちらの記事も併せてご覧ください。
副業詐欺のリストに代表される勧誘方法

副業詐欺の勧誘は主にインターネット上で行われ、「楽に稼げる」「今よりも高収入」などの甘い言葉で接触してきます。
以下では、主な勧誘方法とその特徴を解説します。
SNSを使った勧誘
SNSでの詐欺的な勧誘は、豪華な生活写真の投稿やブランド品、現金の露出、成功者を装った投稿、DMでの直接勧誘といった手法が一般的です。
高級車や高級時計の写真、派手な旅行の様子、現金の束の写真、資産運用の実績画面などを投稿し、興味を引こうとします。
マッチングアプリを介した接触
マッチングアプリを通じた詐欺では、恋愛感情を利用した勧誘や、対面でのマルチ商法への勧誘、高額商材の販売、投資案件への誘導などが行われます。
急な投資の話題や、会う前からの金銭の話、執拗な連絡、過度な親密さなどは要注意のサインです。
インターネット広告経由の勧誘
インターネット広告では、誇大な収益表示や有名人の無断使用、緊急性を煽る表現、限定感の演出などが特徴的です。
YouTube広告、Facebook広告、Google検索広告、インスタグラム広告など、様々な媒体で展開されています。
アダルトサイトでの広告
アダルトサイトの広告では、違法賭博への勧誘や詐欺的な投資案件、架空請求への誘導、個人情報の漏洩といったリスクが存在します。
被害を防ぐためには、そもそもアクセスを避け、広告のクリックを控え、個人情報の入力や不用意な登録を避けることが重要です。
副業詐欺のトラブルへの対処法

副業詐欺の被害に遭った場合、迅速な対応が重要です。
まず、証拠となる資料をすべて保全する必要があります。
LINEやメールのやり取り、Webサイトの内容、広告の画面、決済画面などのスクリーンショットを保存します。
また、メールの履歴、SMS履歴、通話履歴、振込記録といった通信記録も重要な証拠となります。
当事務所で相談あった方も実際以下のような契約書を保存・提出し損害金の返金にいたりました。
契約書類についても、申込書のコピー、約款や規約、領収書、説明資料など、すべての関連書類を保管しておくことが大切です。
さらに、二次被害を防ぐため、LINEのブロックやメールアドレスの変更、電話番号の着信拒否、SNSアカウントの削除などの対策も必要です。
金銭的な対策としては、クレジットカードの停止、銀行口座の変更、自動引き落としの解約、パスワードの変更などを行います。
その後、消費者ホットライン(188)や各地の消費生活センター、警察の相談窓口、金融機関、弁護士など、適切な相談窓口に相談することをお勧めします。
おすすめの相談先について
副業詐欺の被害に遭われた方の多くは、消費者センターや警察に相談されますが、消費者センターでは担当する相談員によって対応力に大きな差があり、期待通りの解決に至らないケースが少なくありません。
また警察も民事不介入の原則から、積極的な介入が難しく、被害の回復には時間がかかることが一般的です。
そこでお勧めしたいのが、こうした詐欺被害解決の実績を持つ弁護士事務所や司法書士事務所です。
同事務所では、豊富な経験と専門的な知識を活かし、悪質業者への交渉から返金請求まで、きめ細やかな一貫対応を行っています。
詐欺被害の早期解決には、経験豊富な専門家への相談が最も効果的です。
「もう取り戻せない」と諦めてしまう前に、ぜひ一度、ライトストーン法務事務所にご相談ください。豊富な経験に基づく的確なアドバイスと、迅速な解決に向けたサポートを提供いたします。
詳しくは、「副業詐欺で弁護士より前にライトストーン法務事務所に相談したほうが良い6つの理由」を併せてご覧ください。
まとめ
この記事では、2025年に確認されている8つの主要な副業詐欺について詳しく解説してきました。タスク系詐欺、マルチ商法、投資詐欺など、その手口は年々巧妙化しています。
詐欺の共通点として、「簡単に稼げる」「確実に儲かる」といった非現実的な約束、高額な初期費用の要求、運営者の実態の不透明さが挙げられます。SNSや広告、マッチングアプリなど、勧誘経路も多様化しています。
被害防止のポイントは3つです。「楽して稼げる」という甘い文句を信用しないこと、初期費用のある副業に慎重になること、そして運営会社の実態確認を徹底することです。
万が一、被害に遭った場合は、すぐに証拠を保全し、専門家への相談が不可欠です。ライトストーン法務事務所では、2000件以上の詐欺被害解決実績があり、相談料・着手金・調査料が一切不要の完全成功報酬制で対応しています。豊富な経験を活かし、被害の回復から再発防止まで、トータルなサポートを提供いたします。
新しい手口の詐欺は今後も出現する可能性が高いため、常に最新情報をチェックし、慎重な判断を心がけましょう。この記事が、安全な副業選びの一助となれば幸いです。


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