近年、インターネット上で競艇投資詐欺が急増しています。確実な収益を約束する甘い言葉で勧誘し、多額の金銭を騙し取る手口が後を絶ちません。本記事では、実際の被害事例を交えながら、その手口と対策について詳しく解説していきます。
競艇投資詐欺の典型的な手口
競艇投資詐欺の手口は巧妙化しており、SNSやメールを通じて「確実に儲かる」という誇大広告を展開することが一般的です。「プロの予想」や「特別な情報」を謳う投資助言、「期間限定」「特別価格」などの焦らせる文句を使って、被害者の心理を巧みに突いてきます。さらに、「実績者の声」を装った偽の体験談を掲載し、信頼性を演出する手法も多く見られます。
被害のプロセスは通常、少額の情報料から始まります。その後、徐々に高額なプランを提案され、「より確実な情報」と称して次々と新しいサービスへの加入を促されます。負けが続いても「取り戻せる」と言って追加課金を勧められ、最終的に運営者との連絡が取れなくなり、被害が発覚するというパターンが多く見られます。
実際の被害事例
ある30代男性の事例を紹介します。被害総額は91万円に上り、その後の法的措置により51万円(約56%)を回収することができました。
この方は副業で収入を増やしたいという思いから、インターネット上で様々な情報を探していたところ、「確実に稼げる」という謳い文句の競艇予想サイトに出会いました。最初は少額から始めましたが、「より確実な情報」「特別な予想」といった触れ込みで、どんどん課金額が増えていきました。しかし、何度レース予想に参加しても、約束された配当は一度も得られませんでした。
返金事例:30代・男性「被害・請求額91万円 ▶ 回収額51万円(約56%回収)」
お金を稼ぎたい一心で副業を探しているとき、「稼げる」と大々的に書かれている競艇予想サイトのメッセージに目がくらみました。でも、サイトに課金して何度もレース予想に参加したのに、一回も結果がでなかったんです。
「さすがにこれはおかしいぞ」と思って、検索やTwitter(現在はX)で調べると、騙されていることがわかり凍りつきました。
お金を取り戻したくて、わらをすがる思いで石田先生に返金対応をお願いしました。返金されたのは嬉しいですが、もうこんな思いはしたくないです。
。
被害を防ぐために
競艇投資詐欺から身を守るためには、サイトの信頼性を徹底的に確認することが重要です。運営会社の実在確認と所在地の確認、特商法に基づく表記の確認、利用規約の確認、会社の登記情報の確認などを必ず行うべきです。
また、「必ず儲かる」「確実な収益」などの断定的な表現や、「期間限定」「残り枠わずか」などの焦らせる文言には特に注意が必要です。「取り戻せる」「一発逆転」といった安易な回収を示唆する表現や、「秘密の情報」「特別な予想システム」などの根拠不明な謳い文句も、詐欺の危険信号として認識すべきです。
被害に遭ってしまった場合の対処
万が一、被害に遭ってしまった場合は、まず証拠の保全が重要です。やり取りのスクリーンショット、メールやSNSのメッセージ履歴、振込明細や課金履歴、サイトの画面キャプチャなど、できる限り多くの証拠を集めましょう。
その上で、各種相談窓口を積極的に活用することをお勧めします。消費者生活センター(消費者ホットライン:188)や警察の相談窓口、弁護士への相談、金融庁の相談窓口など、専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応が可能となります。
まとめ
競艇投資詐欺は、被害者の「稼ぎたい」という切実な願いにつけ込む悪質な犯罪です。「簡単に稼げる」という言葉に惑わされないよう、常に慎重な判断を心がけることが重要です。「必ず儲かる」という話は存在しないということを理解し、焦らせる勧誘には慎重に対応し、少しでも疑問を感じたら、すぐに専門家に相談することを心がけましょう。
本記事が、少しでも多くの方々の被害防止の一助となれば幸いです。安易な投資の誘いには十分な注意を払い、慎重に判断することで、私たちの大切な財産を守っていきましょう。